インタビュー|稲枝駅すぐそばの歯医者 青木歯科医院

インタビュー
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私たち歯科医師側が医学的に考えるゴールだけでなく、患者さまの「これから」を見据えたゴールの先も一緒に探していきたい。

歯科診療はもちろん、医科との協力体制も大切にしています。

歯科の技術的なことは当然ですが、外科手術の前後はもちろん、内科や心療内科、産婦人科等の医師とも連携できる体制作りをしています。お口は小さな器官ですが、歯科の立場から全身的な健康を含む広い視野を持って、治療に取り組んでいます。

診察時の会話は、患者さまのことを知るための第一歩です。

お口の中を拝見して問題があった部分をただ治療するだけでなく、基礎疾患の有無や、生活習慣、趣味嗜好等から、なぜ悪くなったのか原因を突き止めることを大切にしています。

悪化や治療後の再発を防ぐには、予防方法の検討と提案も重要です。一見治療とは関係なさそうなお話から予防や治療を考案するためのヒントが得られることもありますので、患者さまのことをより詳しく知るためにもお気兼ねなく気になることはお尋ねください。

患者さまごとの体質やご病気に配慮しながら、歯科治療を実施

更年期に差しかかった年代の方は、男性でも女性でも、口腔内に問題を抱えるようになってきます。特に、女性には妊娠と出産という、大きなライフイベントもあります。ですから、今のところ未婚の方でも、将来的な影響を見越して治療計画を立てて実施していく必要があるのです。

このように、配慮するポイントは患者さまによって違いますので、私は患者さまの抱える事情に合わせながら必要な配慮をするよう努めています。また、清潔感がある院内環境で治療を提供したいと考えています。

一緒に働いてくれるスタッフは皆、当院自慢の仲間です。

歯科診療は食に深くかかわる仕事ということもあり、当院には好き嫌いが少なく、食べるのが大好きなスタッフが多いと感じています。

スタッフには、歯がいかに重要かまずは自分でしっかり考え、患者さまにも同じ考えを持ってもらえるよう働きかけることをお願いしました。また、患者さまと笑顔で接することができるよう、普段の生活から笑顔を心がけることも呼びかけています。

ありがたいことに、当院はスタッフに恵まれています。長期間勤務しているスタッフもおりますし、新任スタッフによる新しい風も取り入れ、時代に合った「青木歯科イズム」をまもっていくため、スタッフも私も勉強中です。

今後の目標は「まもる医療」の提案と実践です。

「まもる医療」に加え、より良い状態へのランクアップを目指す治療方法にも対応できるようにしています。

私自身、子どもの頃は歯が悪かったので、歯科治療の意義を実感してきました。いったん悪くなってからでも、良い治療を受けることで自分の歯を保てる可能性があることを、皆さまにもっとお伝えしていきたいと思います。

ブラッシングは、歯磨き剤の薬効成分等に頼っても、基本的なブラッシングができていなければいけません。近年は良い補助器具も増えてきましたので、患者さま一人ひとりにあった器具と使用方法でアドバイスしていきたいですね。

治療のゴールではなく、生活のゴールを。

私たちが医学的に考えるゴールは、「治療のゴール」になりがちです。でも、それだけでなく、患者さまの日々の暮らしを快適にする「生活のゴール」を探していこうと思っています。大切なのは、最終的に病気を改善したり噛めることだけではなく、満足できる生活を送ることです。